【CJC2021】一流選手たちが履いているシューズまとめ(コンバインドジャパンカップ2021)

コラム

こんにちは、トウマ(@DiaryToma)です!

今回は2021年6月18,19日に岩手県で行われた【第4回コンバインドジャパンカップ盛岡】のクライミングシューズについてまとめてみました。

前回のリードジャパンカップ2021のシューズまとめは多くの方に見ていただけて大変嬉しかったです。

前回のシューズまとめの記事はこちらです。

【LJC2021】一流選手たちが履いているシューズまとめ(リードジャパンカップ2021)
こんにちは、トウマ(@toma_fullcrimp)です!今回は3月26日~28日まで行われていたリードジャパンカップを題材とした記事となっています。僕もYouTubeにてライブ配信を見つつ応援していました。解説にはミキペディア...
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コンバインドジャパンカップとは

初めに、コンバインドジャパンカップとはボルダリングとリードの複合競技です。

前回まではスピードも含んだ3種だったのですが、パリ五輪を見据えたルール変更と共に2種の複合競技となりました。

ボルダリングとリードの2競技の結果により順位が決まります。

参加資格と参加人数

コンバインドジャパンカップに参加するためには、ボルダリングジャパンカップとリードジャパンカップなどである程度の成績を残す必要があります。

つまり、日本の中でもより上位の選手が集まっている大会となっています。

参加資格は以下の通りです。

参加優先順 参加基準 参加人数
東京オリンピック内定選手 優先順1と優先順2で計男女各20名
複合ポイント上位選手

(優先順1を除く)

優先順1と優先順2の選手を除き、ボルダリング・リードジャパンカップの上位選手から参加できる 優先順1と優先順2とは別に、LJCとBJCからそれぞれ男女各2名

参加資格が与えられた選手は男女各24名。

今回の大会に参加したのは男子21名と女子19名で合計40名の選手たちでした。

国体の関東ブロック大会と日程が被っていたため参加していない選手もいました。

新ルールについて

今回のコンバインドジャパンカップは新ルールが採用されています。

計算方法が少し分かりにくく、どちらかの競技が優しすぎたり難しかったりすると得意種目の選手に偏りが生じてしまうという部分もあるのかなと感じました。

前回のルールだと、女子の3位は渡辺選手(B:3位、L:7位)と谷井選手(B:7位、L:3位)が同率となり予選のカウントバックで谷井選手が表彰台になります。

男子は上位3人こそ変わりませんが、3位以下の選手は順位が違う結果となっていました。

今回はボルダラーに少し有利だったのかなと思います。

ポイント制なので結果から誰が何位なのかがすぐ分かるのは良いことだと思いました。

初の試みとしては十分機能していたのかなと思います。

新ルールは少しずつ改善されていくと思うので、今後どのようなものになるのか楽しみです。

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CJC2021 シューズまとめ

さぁ、ここからが本題です!

コンバインドジャパンカップのシューズについてまとめました。

予選のボルダリングとリードからデータ収集をしていますが、グラフはボルダリングのデータを元に作成しています。

男女合計40選手、シューズ23種類、メーカー9種類となっていました。

男子

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男子最多はスクワマでした。赤と黄色はカラーバリエーションの違いだけなのでスクワマが最多の4足という結果でした。

次点にインスティンクトVSRでした。

リードジャパンカップでは多数確認できたドラゴシリーズは1人だけという結果でした。

メーカー毎の比較した際にはスカルパとスポルティバが過半数を占める結果となっていました。

圧倒的スポルティバ人気ということでしょう。

女子

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女子もリードジャパンカップ同様と言いたいところですが、今回の最多はセオリーWという結果に!

リードジャパンカップの時にはスクワマWとドラゴLVの選手が多くいましたが、今回は少なかったです。

ドラゴLVに関しては0人でした。

やはり、WとLVモデルを履いている選手が多いです。

メーカー構成自体は変化していませんが、今回はスカルパの選手が少なかったです。

男女合計

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全体合計だとセオリーWが最多となっています。

シリーズ別だとハイアングルシリーズ(7足)とスクワマシリーズ(7足)が今回の最多シューズだといえます。

スポルティバのシューズが最多で次点にアディダスファイブテンとなっていました。

スポルティバはセオリー・ソリューション・スクワマ・フューチュラなど数種類のシューズが見られましたが、アディダスファイブテンのシューズは全てハイアングルシリーズでした。

前回のまとめでもアディダスファイブテンではハイアングル一強となっていました。

中には前回のリードジャパンカップとは異なるシューズを履いている選手もいたので、選手たちも自分に合うシューズが何なのか模索しているのかなと感じました。

ソールの柔らかさなどの違いでボテ・ジブスへの乗りやすさが変わるのでボルダリングでは課題によってシューズを履き替えることがあるのですが、今回は確認できませんでした。

ボルダリングとリードでシューズを履き替えている選手は全体で5選手でした。

最後にデータを載せているので、そちらからご確認ください。

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まとめ

皆さんが履いているのと同じシューズはありましたか?

前回のまとめから期間が少ししか空いていないので大きな変化はありませんでしたが、来年などには新しいシューズの時代もやってくるかもしれませんね。

また大会等がありましたら随時まとめていきたいと思います。

見てくださり有難うございました。

何か気になること、今回の情報に関して、ミス箇所などがありましたらコメントにて教えて頂けると幸いです。

皆さんのクライミングライフがより良いものとなる情報を発信していけたらなと思います。

また次回の更新をお楽しみに!

リードジャパンカップ2021のシューズまとめはこちらとなっています。

【LJC2021】一流選手たちが履いているシューズまとめ(リードジャパンカップ2021)
こんにちは、トウマ(@toma_fullcrimp)です!今回は3月26日~28日まで行われていたリードジャパンカップを題材とした記事となっています。僕もYouTubeにてライブ配信を見つつ応援していました。解説にはミキペディア...

集計データ

今回のデータは以下となっています。

敬称は略させて頂きます。

氏名 シューズ(ボルダリング) シューズ(リード) メーカー
抜井 亮瑛 インスティンクトVSR インスティンクトVSR スカルパ
山口 賢人 セオリー セオリー スポルティバ
土肥 圭太 シャーク シャーク マッドロック
小西 桂 ソリューションコンプ ソリューションコンプ スポルティバ
北江 優弥 ドラゴ ドラゴ スカルパ
川又 玲瑛 インスティンクトVSR インスティンクトVSR スカルパ
渡部 桂太 スクワマ スクワマ スポルティバ
大政 涼 ニューゼロプロ ニューゼロプロ ソイル
本間 大晴 インスティンクトVSR インスティンクトVSW スカルパ
10 田中 修太 ソリューション ソリューション スポルティバ
11 井上 祐二 スクワマ赤 スクワマ赤 スポルティバ
12 今泉 結太 ニューゼロプロ ニューゼロプロ ソイル
13 楢󠄀﨑 明智 スクワマ赤 ソリューションコンプ スポルティバ
14 高田 知尭 スクワマ赤 スクワマ赤 スポルティバ
15 百合草 碧皇 ハイアングルW ハイアングルW アディダスファイブテン
16 杉本 怜 フューチュラ フューチュラ スポルティバ
17 樋口 純裕 ソリューションコンプ フューチュラ スポルティバ
18 緒方 良行 ハイアングルプロ ハイアングル アディダスファイブテン
19 天笠 颯太 フラグシップ TN-pro アンパラレル
20 藤井 快 ハイアングルプロ ハイアングルプロ アディダスファイブテン
21 楢󠄀﨑 智亜 フラグシップ フラグシップ アンパラレル
氏名 シューズ(ボルダリング) シューズ(リード) メーカー
中嶋 諒 ドラゴ ドラゴ スカルパ
抜井 美緒 セオリーW セオリーW スポルティバ
渡邉 沙亜里 レグルスLV レグルスLV アンパラレル
小武 芽生 セオリーW セオリーW スポルティバ
大田 理裟 旧ソリューションW 旧ソリューションW スポルティバ
滝口 萌 マガタマ白 マガタマ白 浅草クライミング
石井 未来 ハイアングルプロ ハイアングルプロ アディダスファイブテン
葛生 真白 ツルギ紫 ツルギ紫 浅草クライミング
石井 秀佳 スクワマW スクワマW スポルティバ
10 高尾 知那 シャクラ シャクラ イボルブ
11 森 奈央 レグルスLV レグルスLV アンパラレル
12 小池 はな ハイアングル オギクボモデル ハイアングル オギクボモデル アディダスファイブテン
13 倉 菜々子 ハイアングルW ハイアングルW アディダスファイブテン
14 中村 真緒 オアシ オアシ テナヤ
15 中川 瑠 セオリーW セオリーW スポルティバ
16 伊藤 ふたば セオリーW ソリューションコンプW スポルティバ
17 谷井 菜月 ソリューションコンプW ソリューションコンプW スポルティバ
18 野中 生萌 ハイアングル オギクボモデル ハイアングル オギクボモデル アディダスファイブテン
19 野口 啓代 スクワマW スクワマW スポルティバ
プロフィール

沖縄出身、現在は埼玉県民。
初心者から上級者の方まで楽しめるようなサイトにしていきます。
もっと楽しく登れるような情報発信をしていきます。

◆クライミング歴
8年。ボルダリングはRP3/4段、OS2段。
リードはRP 5.13a、OS 5.12cです。
国体に3度出場しています。(愛媛・福井・茨城)
三重国体は出場予定でしたが中止になってしまいました...。
外岩4段(V12)を目指して奮闘中です!

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