ボルダリング日本一を決める大会【BJC2022】はご覧になりましたか?
今年も多くの選手が参加して熱い登りを見せてくれました。
筆者もYouTubeにて生配信を見ながら応援していました!
今年の優勝者は男子が楢崎智亜選手、女子は倉奈々子選手でどちらもBJC初優勝。
選手たちのパフォーマンスもさることながら、素敵な課題をセットしてくれたセッターさん達にも驚かされることが多い大会でした。
ところで、選手たちが履いていたシューズ気になりませんか?
BJCを観戦しながら、「あ!自分と同じシューズだ!」なんて思ったりした方もいるかもしれません。
どこのメーカーが人気なのか、どのシューズを履いている人が多いのかなど気になる方も多いのではないでしょうか?
今回の記事は「BJC2022のシューズまとめ」です!
一人一人のシューズをしっかりと確認してまとめましたので、ぜひ最後までご覧になってください。
BJC2022シューズまとめ
2022年2月6~7日に三重県四日市市にて行われたボルダリングジャパンカップのシューズまとめ記事です。
集計の概要
今回もバリエーション別に集計しています。
例えば、スクワマ、スクワマWなどは別のシューズとしています。
1選手1足としてカウント。
不明シューズ、二足持ちの選手は後ほどまとめています。
※映像でのリサーチのため、中には不鮮明な状態から推測したものもあります。
異なっているものがあった場合はコメントなどにて教えて頂けると幸いです。
選手ごとのデータは最後に載せています。
集計数と大まかな結果
参加選手のデータはJMSCAのボルダリングジャパンカップ出場選手リストを参考にしました。
参加選手数と集計結果
男子:54選手、53足、21種類、9メーカー(1名欠場)
女子:43選手、43足、18種類、8メーカー
男女合計:97選手、96足、32種類、12メーカー(1名欠場)
最も履かれているメーカー
男子:スポルティバ、21足、39%
女子: スポルティバ、18足、42%
男女合計:スポルティバ、39足、40%
最も履かれているシューズ
男子の集計結果
メーカーだと最多はスポルティバ、次いでスカルパでした。
男子ではアンパラレルの割合が増してきた印象があります。
他にも多くのメーカーがありましたが、男子のみに確認されたメーカーはソイル、イボルブ、ブトラの3メーカーです。
男子の最多シューズはスクワマの7足。
イエローとレッドを別集計としていますが、色の違いだけらしいので実質はスクワマが9足ということになります。
次点にソリューションコンプ、インスティンクトVSR。
セオリー、ドラゴ、フラグシップも人気でした。
スクワマは筆者も愛用しているシューズで親近感が沸きました!
女子の集計結果
メーカーだと最多はスポルティバ、次いでスカルパでした。
他にも多くのメーカーがありましたが、女子のみに確認されたメーカーはテナヤ、浅草クライミング、オーツンの3メーカーです。
最多シューズはセオリーWの9足。
次点にドラゴLV、ハイアングルW、3番手にスクワマWという結果。
やはり、女子選手はW・LVなどの女性向けシューズを履いている傾向がありました。
男女合計の集計結果
メーカーだと最多はスポルティバ、次いでスカルパという結果になります。
3番手にはアンパラレルとアディダスファイブテンが同数の9足という結果に!
全12メーカーのシューズが確認できました。
オーツンやブトラは普段もあまり見かけない珍しいメーカーかもしれません。
男女合わせた最多シューズはドラゴLVの10足でした。
次いでセオリーWという結果となりました。
シリーズ別の最多はドラゴシリーズ、次いでスクワマ、セオリー、ハイアングルなどです。
これらは男女ともに人気のシューズだといえますね。
各メーカー毎の人気シリーズ
今回、集計していく中で気付いたことは各メーカー毎に人気シューズがあるということです。
スポルティバ:スクワマ、セオリー、ソリューション
スカルパ:ドラゴ、インスティンクト
アディダスファイブテン:ハイアングル
各メーカーが出しているシューズはかなり多く、スポルティバやスクワマは数十種類以上のクライミングシューズがあります。
その中でもシリーズ単位で人気のあるシューズがあることが分かりました。
特に上記の3メーカーの各シリーズは通常版・W・LVと男女ともに使用者が多くいることが分かりました。
不明シューズ
今回の不明シューズは2足ありました。
佐野大輝選手(欠場)
佐野選手は諸事情により大会不参加となってしまったためシューズが分かりませんでした。
Instagramの投稿からはスポルティバのスクワマを履いていることが分かるのでBJCに出場していたらスクワマを履いていた可能性が高いです。
武石初音選手
武石選手は浅草クライミングからスポンサードされているため、メーカーは浅草クライミングということが分かりました。
浅草クライミングのシューズを色々と調べたのですが、武石選手が履いているシューズを判別することは出来ませんでした。
マガタマ(ブラック)にベルクロをつけたようなシューズでしたが、しっかりと確認することは出来ませんでした。
同じく浅草クライミングからスポンサードされている葛生選手のシューズはマガタマ(ホワイト)にベルクロを後付けした形になっていました。
2足持ちの選手
今大会でシューズを使い分けていたのは本間大晴選手と緒方良行選手の2名でした。
筆者が確認できたのは2選手のみでしたが、もしかしたら他にもいた可能性はあります。
本間選手は予選1課題目~4課題目まではドラゴLVを履いていましたが、予選5課題目のスラブではインスティンクトVSWに履き替えて課題へ挑んでいました。
緒方選手も予選5課題目のスラブではシューズを履き替えていて、1~4課題目をハイアングルW、5課題目にハイアングルを使用していました。
予選では解説担当の植田さんと杉本怜氏がTwitterを用いて意見交換をする場面が多々あったのですが、その際に他の選手の登りを横目に見てシューズを履き替えるという話題があり、実際に2選手はシューズを履き替えていました。
最近のシューズは一足でもオールラウンドに登れるものが多くなっていますが、しっかりと使い分けている選手もいることが分かりました。
BJC2022での珍しいシューズ
是永敬一郎選手が履いていたブトラのアクロコンプというシューズが珍しさではNo1でした。(筆者目線)
ブトラのシューズを履いている人はコンペ以外でもあまり見かけません。
気になって調べたところ再販されていないのかなという印象。
楽天市場でのみ数種類のシューズがありましたが、かなりの高価格となっていました。
アクロコンプの元値が分からないのですが、30,000円越えのシューズを履くのはコスパ的には厳しいですね。
同メーカーのアクロは元値が18,000円ちょっとだったのですが、楽天市場では35,000円ほどになっていたのでアクロコンプも正規価格ではない可能性が高いです。
ただ、今回の大会内では筆者の目を引いた珍しいシューズでした。
筆者おすすめのクライミングシューズ
今大会で男子最多シューズとなったスクワマは筆者のおすすめシューズの1つです。
レビュー記事もありますので気になった方は読んでみてください!
その他のレビュー記事はコチラ!
まとめ
今回はBJC2022のシューズまとめでした。
皆さんが愛用しているシューズはありましたか?
BJC2022での最多シューズはドラゴLVという結果でした。
日本の一流選手と同じシューズを履いているというだけでも気分が上がりますよね。
今回の結果はクライミングシューズ選びに迷っている方の参考になるかもしれません。
いつもとは違う視点から大会を見るのも面白いですね!
何か気になること、今回の情報に関して、ミス箇所などがありましたらコメントにて教えて頂けると幸いです。
今後も皆さんのクライミングライフがより良いものになるための情報を発信していきます!
Twitterの方もぜひフォローして頂けると嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました。
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コメント
番匠大樹選手のシューズはアンパラレルのライラ、でしょうか。間違っていたらすみません。
リクさん、コメントありがとうございます!
教えて頂いたシューズを調べてみたところ、ライラの可能性が高そうです。
早速修正致します。
情報提供、感謝いたします。
番匠選手のシューズはアンパラのライラかと
珍しいですよねー
たさん、コメントありがとうございます!
他の方からも同様の情報を頂きました。
ライラの可能性が高そうです。
早速修正致します。
情報提供、感謝いたします。