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今回は僕の愛用シューズ「スポルティバ スクワマ」のレビュー記事となっています。
ちなみに、この記事を書いている筆者はクライミング歴9年目で、これまでに多くのシューズを履いてきました。
シューズメーカー | シューズ名 |
スポルティバ | スクワマ ジーニアス |
スカルパ | インスティンクトVS インスティンクトVSR インスティンクト レース ブースティック |
ファイブテン | ハイアングル ハイアングルW |
レッドチリ | ストラトス |
思い出せる範囲のシューズはこんな感じで、実際にはもっと多くのシューズを履いています。
特にスクワマとインスティンクトVSRはお気に入りで各4回リピートしています。
ちなみに、筆者はある理由によりスクワマのサイズでかなり迷走して4足ともサイズ違いで購入しています。
今回の記事ではスクワマを長年愛用してきた筆者が長所・短所などを事細かに書いていきます。
スクワマが気になっているという方はぜひ最後までご覧ください。
スクワマの基本的な性能情報と外観
アッパー | スエードレザー+マイクロファイバー |
ソール | Vibram XS GRIP2 3.5mm |
サイズ | 36~46(ハーフサイズあり) |
重さ(1/2ペア) | 約240g |
カラー | ブラック×イエロー ブラック×ポピー |
販売価格 | ¥28,600 |
買った当初の写真がありました。
筆者が愛用して履いているのはブラック×イエローです。
ブラック×ポピーとは色が違うだけで性能は同じみたいです。
横から見るとダウントゥしていることが分かります。
筆者の個人的な感想
- 履き心地:程よく締め付け感がある
- トウ:つま先での踏み感がかなり良く、トウフックは抜群に良い
- 足裏感覚:柔らかく繊細に捉えることが出来る
- ヒール:どこからでもかけられるヒールカップ
- ソールの減り:柔らかめのソールゆえに減りは早め
- シューズの耐久性:大きく壊れることはなく耐久性はかなり高い
筆者が最初にスクワマを購入したのは2017年の9月です。
今までに4足を購入し、そのうち2足は1回ずつリソールしました。
スクワマは今までで一番使用しているシューズです!
リソールも合わせると今は6足目みたいな感じですね。
履き心地:程よく締め付け感がある
初めてスクワマを履いた瞬間には、その履き心地にとても驚きました。
足入れ自体も良好でしたが、トウボックスの締め付け感が程よく履いた瞬間からフィット感が抜群に良かったです。
シューズ自体は少し幅広なので足幅の大きな方でも安心です。
筆者はシューズをかなり攻めて(実際のサイズよりも小さいものを)履くのでシューズが伸びてくるまで我慢して待つというのがほとんどでした。
スクワマは買った当初から少し柔らかくて程よい締め付け感があり最初からフィット感が良かったです。
これがスクワマをリピートしている理由の一つでもあります。
フィット感は抜群ですが攻めて履くと痛いのは変わらないので注意です。
徐々に伸びてくるので最初に若干キツイくらいは問題ないです。
トウ:つま先での踏み感がかなり良く、トウフックは抜群に良い
トウは小さな粒・細かいホールド・ボテ踏みの全てに対応していて、まさにオールラウンドシューズです。
つま先が柔らかいので足の指が動いているのがシューズの外からでも分かります。
ソールには三角スリットがあり、これが足先の自由度が高めているそうです。
現在の筆者のシューズは一回リソールしているため三角スリットがなく、初期よりも少しのっぺりとしたソールになっています。
足先の自由度が高いことでトウフックも抜群に効かせることが出来ます。
トウのアッパー部分にはハイフリクションラバーが使われていて前傾斜でのトウフックをサポートしてくれる作りになっています。
つま先の完成度がかなり高く、筆者が履いてきたシューズの中で最高の一足といえます。
スポルティバの公式サイトには石松大晟選手と井上祐二選手のコメントが載せられていますが、トウへの評価は高くオールラウンドなシューズであることが述べられています。
外岩・ジム問わず活躍してくれます。
スクワマの大きな長所はつま先の完成度の高さと言えるのかもしれません。
トウの性能が本当に高いです!
色々なシチュエーションで活躍してくれるのでジム・岩場の両方に必ず持っていきます。
足裏感覚:柔らかく繊細に捉えることが出来る
足裏感覚についてもかなり評価が高いと感じています。
小さい粒状のホールドを踏んだ時には粒の感覚を繊細に捉えることができます。
外岩でのエッジ・粒などでも効果を発揮してくれます。
その代わり、ソールの固さだけでは踏み負けてしてしまうのである程度の足先の強さが必要です。
ジムにあるのっぺりとしたジブス・ホールドなどを踏む際のスメアリングはかなり効くので安心感があります。
ヒール:どこからでもかけられるヒールカップ
ヒール部分は踵を包み込むようなカップ型になっています。
「Sヒール」というテクノロジーを採用していて横方向の逃げを抑え確実にホールドを捉えられるようなつくりになっています。
実際にヒールの完成度もかなり高く、どこからでもヒールをかけることが出来ます。
ですが、実のところ筆者の踵はスクワマのヒール部分との相性がかなり悪いです。
筆者がスクワマをサイズ違いで4足購入した理由はヒールが合うサイズを探し求めたからです。
踵があまりないのでヒールを強くかけるとシューズが脱げてしまうので性能を十分に発揮できていません。
それでも、ある程度の性能を発揮しているのでスクワマのヒールは性能が高いと感じています。
ヒールだけは本当に合わないんです…。
ハーフ刻みで試してみたものの全部ダメでした。
ソールの減り:やや柔らかめのソールゆえに減りは早め
ソールはVibram XS GRIP2 3.5mmです。
やや柔らかめのゴムが使われていて、筆者が持っているシューズの中ではソールの減りが早いほうのシューズだと思います。
特につま先部分の減りが早い印象にあります。
スクワマはソールの三角スリットによって足先にかなり力が入るつくりになっているのでつま先の減りが早いのも納得です。
筆者は週3~4クライマーで外岩にもよくいきます。
新品購入から早いと3か月くらいでリソール時期になる形です。
シューズの耐久性:大きく壊れることはなく耐久性はかなり高い
今まで履いてきたスクワマではベルクロ部分の千切れや金具部分の損傷はありません。
外岩でも頻繁に使っていますが特に問題はありません。
ソールが無くなってもリソールしてしまえば使えるという状態なのでシューズ自体の耐久性はかなり高いです。
トウのアッパー部分は少しずつ剥げてくるので気になる方はリソール時に修理してもらうのが良いと思います。
シューズ自体の耐久性が高いというのは結構良い点だと思います。
スクワマの値段は高いですが、リソール見込みで買うならコスパも悪くないかなと筆者は考えています。
リソールすると履き心地と足裏感覚が結構変わるので苦手だったのですが、少しずつ慣れてきました。
ですが、大会や本気トライの時はリソールしていないものの方が感覚的に良い気がします。
追記:この記事で取り上げているのと同じ個体のスクワマですが、1年3か月目にしてベルクロを止める金具部分が取れてしまいました。
4足履いてきましたが金具部分は初めての損傷です。
トゥラバーも少しずつ剥げてきましたが、まだ履けそうなので限界まで使い込んでみようと思います!
筆者のスクワマの総評
短所と書きましたが、ソールがやや柔らかいので減りが早いのは当然ですし、踵は足形的な問題なのでシューズが悪いわけではありません。
ヒールが合わなくても有り余るほどの利点を感じているため筆者は何回もリピート・リソールして履いています!
この記事を読んだ方へオススメの記事
同じスポルティバのジーニアスについてのレビューも書いています!
同メーカーのシューズではありますが、スクワマとは異なる特徴が多くあり、ノーエッジのクライミングシューズとなっています。
また、レースアップであること、ヒールの形状などもスクワマとは異なっています。
こちらも筆者のお気に入りシューズなので、気になった方はぜひ下記のリンクよりご覧になってみてください!
まとめ
今回の記事では「スポルティバ スクワマ」をレビューしてみました。
スクワマは筆者一押しのクライミングシューズです。
ジムだけでなく外岩でも活躍してくれること間違いなしのシューズです。
オールラウンドなシューズが欲しいという方にはオススメのシューズとなっています。
購入を迷っている方は近くのアウトドアショップに試し履きしに行ってみてください。
スクワマのトウボックスの履き心地が合うのなら購入をオススメします。
シューズ選びに悩んでいる方、ぜひスクワマを検討してみてください。
この記事が多くの方のクライミングライフをより豊かにしていくきっかけになれば嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました。
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